開業支援

開業でいちばん多いのは、「順番の失敗」です

やることの多さではありません。順番を間違えると、あとから取り返しがつかなくなります。

「この立地では、狙った患者層が来ない」

物件を決めたあとに気づいた例

「電気容量が足りず、追加工事が必要になった」

機器を発注したあとに気づいた例

「集患の準備が間に合っていなかった」

開院したあとに気づいた例

どれも、前の工程で気づいていれば防げたことです。私たちがまず確認するのは、次の順番です。

  1. 誰に来てほしいのか(診療コンセプト)
  2. その人はどこにいるのか(立地・診療圏)
  3. どうやって知ってもらうのか(集患設計)
  4. 来たあと何が起きるのか(診療メニュー・単価・リピート)
  5. それを回すのは誰か(スタッフ・業務フロー)
  6. いくらかかって、いつ返すのか(資金計画)

物件も内装も広告も、この6つが決まってから選ぶと、選択肢が一気に絞れます。開業支援でいちばん価値があるのは、決めることを増やすことではなく、決めなくていいことを減らすことです。

開業までにやることは、約400あります

私たちは開業までの工程を約400の作業に分解し、抜け漏れがないように管理しています。物件・許認可・医療機器・採用・広告・設備・開院準備まで、12〜16の分野にまたがる作業を、検討開始からグランドオープンまでの12〜16ヶ月で並行して進めます。先生おひとりで、診療の準備と並行して回しきる量ではありません。

窓口はひとつ、専門はグループ3社

先生のご連絡先はPG Labひとつだけです。業務に応じて、グループ会社と提携各社が動きます。多くの先生は、物件・開業・集患・承継を別々の会社にバラバラに依頼し、会社と会社の「つなぎ目」で話が落ちています。私たちは窓口を一本化することで、このつなぎ目をなくしています。

領域担当内容
物件・不動産株式会社PG Asset医療テナントの仲介、開業向け物件の提案
開業・経営株式会社PG Lab開業支援、集患・マーケティング、売上/KPI改善
投資・承継株式会社Play Ground資本政策、事業承継、M&Aの実行支援

開院後の集患も、10年後の承継も、同じチームが続けて見ます。

株式会社PG Lab

株式会社PG Labは、クリニックの開業支援・集患マーケティング・経営改善・事業承継までを一貫して支援する医療経営を支援する会社です。PGグループ(株式会社Play Ground・株式会社PG Asset)の実働部門として、開業からその先の承継まで、同じチームが継続して伴走します。

会社概要を見る →

とくに、物件からご提案できます

物件から入れる開業支援会社は、ほとんどありません。不動産会社は開院後の数字を見ませんが、私たちは両方行います。グループ会社の株式会社PG Asset(宅地建物取引業免許 東京都知事(1)第111343号)が、医療に対応できる物件を自社で仲介します。「支援会社に相談してから、別途不動産会社を探す」という手間は発生しません。

物件選定では、一般の物件資料には載っていない次のような項目まで確認します。

電気容量

医療機器は電力を使うため、電灯・動力容量まで確認します

同ビル内の競合

同じビルに何院あるかを数えたうえでご提案します

医療可の可否

医療テナント不可のビルを先に外します

診療圏調査ツールで人口・競合クリニック数・想定患者ボリュームは、どこでも調べられます。私たちがお伝えするのは、その数字が先生の診療コンセプトに対して「向いているか」の判断です。その物件、診療圏だけで決めていませんか →

検討開始から開院まで、12〜16ヶ月

先に動かすほど選択肢が増えます。とくに物件と資金は、早いほど条件がよくなります。いちばん時間がかかるのは物件です。ここから逆算してスケジュールを組みます。

フェーズ目安期間主な作業
計画1〜3ヶ月診療圏調査、事業計画・収支計画
資金1〜6ヶ月金融機関の選定、融資の実行
物件3〜9ヶ月エリア選定・内見、契約・内装設計
調達4〜10ヶ月医療機器・電子カルテ、スタッフ採用
集患5〜12ヶ月HP・SNS・広告、内覧会
開院12ヶ月〜保健所・厚生局対応、グランドオープン

お金の話:何に、いくらかかるのか

都心・自由診療を想定した2つの規模(38坪・60坪)で試算しています。エリアと診療科目によって変わります。すべて税別です。

項目38坪モデル60坪モデル備考
物件契約金1,676万円2,646万円保証金10ヶ月。ここは交渉で動きます
内装・工事4,318万円6,758万円坪100万円で試算。電気容量の工事は別途
医療機器3,927万円5,803万円機種構成で倍近く変わります
什器・IT・制作971万円1,171万円電子カルテ、HP、什器・弱電
採用・開業前販促550万円850万円医師の紹介料は年収の20〜30%が相場
初期投資の合計1億1,442万円1億7,228万円保証金の交渉と機器構成で差がつきます
別枠:運転資金(3ヶ月)2,654万円3,825万円人件費・家賃・薬剤仕入れ

うち保証金(38坪1,330万円/60坪2,100万円)は退去時に戻ります。フリーレント3ヶ月分は上表に含めていません。

新設だけが道ではありません(M&A・居抜き承継という選択肢)

閉院した区画の内装を引き継げる場合があります。国内のM&Aプラットフォーム掲載案件(2026年8月時点・82件)をもとに試算すると、新設(スケルトン)に対して、M&A・居抜き承継では初期費用がこれだけ変わります。掲載額は譲渡希望価格であり、成約価格ではない点にご留意ください。

新設(スケルトン)M&A・居抜き承継差額
38坪モデル1億1,442万円6,644万円▲4,798万円(42%減)
60坪モデル1億7,228万円9,456万円▲7,772万円(45%減)

開業までの期間も、新設の10〜12ヶ月に対し、居抜き承継なら3〜5ヶ月まで短縮できます。許認可と工事の工程が短くなるためです。

承継で手に入るもの

  • 内装造作と設備一式(新設なら坪100万円相当)
  • 事業譲渡型なら、スタッフと患者基盤も引き継げる場合あり

確認しておくこと

  • 企画料・仲介手数料・司法書士費用は別途発生
  • 医療機器のリース残と簿外債務の有無

費用について

実費と、私たちへの報酬を分けてご提示します。あとから増えることはありません。

開業支援の費用は、支援範囲やクリニックの規模によって変わるため、お問い合わせ時に個別にご案内しています。まずはお気軽にご相談ください。

費用に含まれるもの

  • 開業計画と収支計画の作成
  • 診療圏調査、エリア・物件の選定
  • 約400作業の工程管理(PMO)
  • 提携各社の手配と進捗管理
  • 保健所の事前相談への同席

費用に含まれないもの(実費)

  • 保証金、内装工事費、医療機器
  • 許認可の申請実費と専門家報酬
  • 採用にかかる紹介料・広告費
  • 広告出稿費、HP制作費
  • 物件仲介手数料(成約時に別途)

開業後、いつ黒字になるか

売上が増えれば仕入も増えます。差し引いて残った分で固定費を回収し、そこを超えると黒字です。客単価4万円・月間営業22日で計算した場合の目安は次のとおりです。変動費率25%は、支援先クリニック3期分の実績(21.8〜27.3%)の中位値を採用しています。

38坪モデル60坪モデル
月間の固定費885万円1,275万円
変動費(仕入)売上の25%売上の25%
損益分岐 月商1,180万円1,700万円
必要な来院数13.4人/日19.3人/日
承継で開業した場合の月商目安1,120万円1,598万円

メニュー構成が決まった段階で、先生の数字に置き換えて再計算します。

先生が探す会社は、ゼロです

開業に必要な会社は、すべて提携済みです。医療を分かっている会社だけを選んでいます。窓口はひとつ。先生が探して、比べて、契約する必要はありません。提携は30社以上。ふつうなら、各領域で2〜3社ずつ面談し、見積を取り、契約することになります。

ハコ

  • 医療テナントの仲介
  • 内装・設計
  • 電気容量・給排水の工事
  • 看板・サイン

士業(すべて医療専門)

  • 税理士
  • 行政書士
  • 社会保険労務士
  • 弁護士

モノ(新品も中古も)

  • 医療機器(新品・中古)
  • 電子カルテ
  • 決済システム
  • 薬品・材料の仕入れ

ヒト・集患

  • 医師・看護師の紹介
  • 採用媒体
  • HP制作
  • 広告・SNS
  • 損害保険

これまでの支援実績

開業してからが本番です。私たちは開院後も続けて経営を見ています。

5年以上の継続支援

2021年に共同で立ち上げた美容皮膚科クリニックを、開業から現在まで支援しています

経営の立て直し

3件のクリニックで、患者数と収益の改善を実行しました

承継後も経営に参画

事業承継を成立させ、承継後も経営に参画しているクリニックがあります

開業して終わりではなく、そのあとも同じチームが数字を見続けます。

なぜ私たちが開業を語れるのか

私たちはもともと医療業界の出身ではありません。ものづくり・品質管理・ITといった異業種のバックグラウンドを持っています。そのうえで2021年に美容皮膚科クリニックを自ら共同で立ち上げ、4年以上にわたって運営してきました。立ち上げ・運営・マーケティング・数値管理を、すべて自分たちの手でやってきています。

外から来た人間が、実際にクリニックを一つ作って回した。だから、医療業界の中にいると当たり前に見えてしまう構造の歪みを、外から客観的に指摘できます。

よくある質問(FAQ)

開業までどのくらい前に相談すればいいですか。

物件を決める前が最も効果が出ます。診療コンセプトと立地条件が決まっていない段階でご相談いただくと、物件選定からご一緒できます。すでに物件が決まっている場合でも、集患設計・スタッフ・資金計画からの支援が可能です。

開業支援の費用はいくらですか。

支援範囲やクリニックの規模によって変わるため、お問い合わせ時に個別にお見積りします。開業計画・収支計画の作成、診療圏調査、エリア・物件の選定、約400作業の工程管理、提携各社の手配、保健所の事前相談への同席までを費用に含みます。保証金・内装・医療機器などの実費、物件の仲介手数料は別途です。

開業する物件探しもお願いできますか。

できます。グループ会社の株式会社PG Asset(宅地建物取引業免許保有)が医療特化の不動産事業を行っており、医療テナント仲介・開業向け物件提案まで対応します。

新設ではなく、居抜き・M&Aでの承継開業も相談できますか。

できます。閉院区画の内装・設備を引き継ぐことで、初期費用を4割前後抑えられる場合があります。企画料・仲介手数料や医療機器のリース残など、確認すべき点も含めてご説明します。

保険診療のクリニックでも対応していますか。

私たちは自費診療(美容・コスメティック)領域を主な支援対象としています。保険診療中心のクリニックについては、ご相談内容によってお受けできる場合とできない場合があります。初回面談でご確認ください。

遠方でも対応できますか。

対応しています。オンラインでの支援を基本としつつ、必要な場面では現地に入ります。実際に九州エリアのクリニックを2023年から継続支援しています。

その物件、診療圏だけで決めていませんか

診療圏調査ツールで人口・競合クリニック数・想定患者ボリュームは、どこでも調べられます。私たちがお伝えするのは、その数字が先生の診療コンセプトに対して「向いているか」の判断です。住所と考えている診療科目を送ってください。診療圏調査ツールで解析したうえで、48時間以内にレポートでお返しします。

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